まじめに生きるよりも適度にローンを組むほうが圧倒的に豊かになれる

香川県在住 U.Iさん(42歳)
私は今まで真面目だけが取り柄で生きて来ました。真面目な男だというのは言われていましたし、それだから面白く無いというのも言われていました。だからって特に嫌になったり、それがきっかけで自分の性格を変えるということもなかったですが。

自分が真面目に生きてきたことを後悔はしていませんし、それは誇りに思えることでもあります。しかし、実際には損をしたなというのは感じています。損をした、というのは言いすぎかもしれませんがもっと豊かに生きることができたかもしれない、と金銭的な面で感じます。

どういうことかというと、実は金銭的な面では豊かになっている友人がいるのです。私は真面目にも銀行カードローンなどは使わない、そういう風に決めて来ました。即日で借入が必要な時も、私はそういうことを使わずに、逆に後払いをお願いしたりしていました。

そんなまじめに生きてきた私ですが、銀行カードローンなどを使ってうまく生きている友人たちを見ると、私よりも豊かな生活をしているのです。持っているものや着ているものもいいですし、何よりも住宅ローンで家を持っていますし、車も持っています。

家も車もローンだから私にとっては借金と同じです。だから絶対にするものじゃないと真面目に思っています。だから貯金をためて購入した車に10年もずっと乗っているのです。でも友人たちはうまくローンを使いながら、乗り換えているのです。

こういうのを見ると「私ももっと借入れをしていたほうが良かったんじゃないか」と思う時もあります。私がまじめに生きてきた人生時代は全く否定する気はないのですが、それでも金銭的にもうちょっと楽だったのではないかという考え方は捨て切れません。

まぁ仕方ないというか、こういうことは気にしていたらどうしようもないですから、今は新しく明日から生き方を変えるとか、お金の考え方・借金の考え方というのを変えるしかないのかなと思っています。まじめに生きるのもいいですが、もう少し私にはずる賢さが必要だったと思います。

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